足の悪い父親が介護認定を受けた結果「要介護1」となりました。介護認定では「要支援」と「要介護」という2つの言葉があります。違いはなんだろうと家族介護初心者の私が調べてみました。
「要支援」と「要介護」とは
食事・移動・トイレ・清潔保持・間接介護などに、他人からの手助け時間がどれくらいかかるかにより変わるようです。下の表が厚生省により表示されている目安です。
手助けの必要な時間 | 低下している日常生活能力 | |
要支援1 | 25分~ | 起き上がり・立ち上がり |
要支援2・要介護1 | 32分~ | 片足での立位・日常の意思決定・買い物 |
要介護2 | 50分~ | 歩行・洗身・つめ切り・薬の内服・金銭の管理・簡単な調理 |
要介護3 | 70分~ | 寝返り・排尿・排便・口腔清潔・上位の着脱・ズボンの着脱 |
要介護4 | 90分~ | 座位保持・両足での立位・移乗・移動・洗顔・洗髪 |
要介護5 | 110分 | 麻痺(左下肢)・食事摂取・外出頻度・短期記憶 |
*「要介護認定の仕組みと手順 厚生労働省老人保健科」 厚生省のHPを参考にしました。
「要介護1」はどんな状態
要介護1はどのような状態かと言うと、この表のように単純ではありません。要介護1の父親ですが、要介護2以上の状態にも当てはまるものが多くあります。
例えば、要介護2の「洗身・つめ切り・薬の内服・金銭の管理・簡単な調理」は自分で出来ませんし、要介護3の「口腔清潔・着替え」もできません。また要介護4の「洗顔・洗髪」においては出来なくはないがやる気がなく、自分でやりません。
現在は食事とトイレは自力で行けますが一日の大半を寝て過ごしています。お風呂はかろうじて1人で入れますが、あまり体を洗えていないようです。数年前までは毎日朝風呂に入るのが日課でしたが、今は月に1回入るかどうかです。
たぶん洋服を脱いだり着たりが困難なのではと推測しています。手助けしようにも「自分でできるのでいらん」と受け付けません。お風呂に入れるデイ・サービス利用を検討中です。
介護認定はどこに申し込むの?
「地域包括センター」という所で申し込みを受け付けています。地域包括センターは各市町村により場所が異なりますので、お住まいの町役場や市役所にてご確認くださいね。私の地域では市役所の中にあり申し込みできました。
まとめ
以上、「要支援」と「要介護」の違いについて、我が家の場合に当てはめてみました。介護認定は専門の方が国の基準に沿って行うので詳しくはわかりません。目安としてお考えください。
介護の世界は知らないことばかりなので、これからもいろいろ調べていく予定です。
お読みいただきありがとうございました。
*参考資料 「要介護認定の仕組みと手順 厚生労働省老人保健科」 厚生省
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/0000126240.pdf
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